編集部からのお知らせ
SNS分析のトレンドまとめ
注目「Googleのクラウド事業を読み解く」

NSA、お気に入りのターゲットは「iPhone」?--スマホの個人情報アクセスで

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 高橋朋子 (ガリレオ)

2013-09-10 11:05

 「iPhone」は消費者に人気だが、米国家安全保障局(NSA)にもやや異なる理由で好かれているようだ。

 先日お伝えした通り、NSAは「iOS」「Android」「BlackBerry」搭載デバイスのユーザーデータにアクセス可能であることが、独誌Der Spiegelが入手した内部機密文書で明らかになった。

 機密文書は、スマートフォンユーザーの「大規模な」監視が行われたことを示すものではないが、いくつかの具体的な事例に関する記録を含んでいる。そしてDer Spiegelが現地時間9月9日付の続報で伝えているように、AppleのiPhoneはいくつかの理由でNSAのお気に入りのターゲットになっているようだ。

 NSAが作成した「スクリプト」と呼ばれるプログラムはiOSの38種類の機能を監視できるということだが、これらNSAの内部レポート(少なくとも1件は2010年に作成されたもの)によると、アクセス可能なバージョンは「iOS 3」と「iOS 4」のみだという。監視可能な機能には、地図、ボイスメール、写真のほか、「Facebook」「Yahoo! Messenger」「Google Earth」などのアプリケーションが含まれる。

 またDer Spiegelによると、NSAはiPhoneのバックアップファイルをもう1つの侵入ツールとして使っているという。バックアップファイルには、連絡先、通話記録、テキストメッセージの下書きといったデータが含まれる。これらのデータを取得するのに、NSAはiPhoneそのものに侵入する必要さえなく、iPhoneと同期しているPCにアクセスするだけでいい。

 さまざまなiOSアプリで使われている位置情報機能も、特定の時間帯におけるユーザーの居場所を正確につかめることから、NSAの格好のターゲットだとDer Spiegelは報じている。NSAの文書によると、Appleが「iOS 4.3.3」で問題を修正するまで、ユーザーの位置情報を長期間にわたって追跡することが可能だったという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    マンガで解説、移行済みの担当者にも役立つ! Windows10移行&運用ガイド

  2. クラウドコンピューティング

    カギは物理世界とクラウドの接続あり!成果が出やすいIoT活用のアプローチを知る

  3. クラウドコンピューティング

    IoTにはこれだけのサイバー攻撃リスクが!まずはベストプラクティスの習得を

  4. セキュリティ

    エンドポイントの脅威対策をワンストップで提供 現場の負荷を軽減する運用サービス活用のススメ

  5. クラウドコンピューティング

    家庭向けIoT製品の普及とともに拡大するセキュリティとプライバシー問題─解決策を知ろう

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]