らでぃっしゅぼーや、情報分析基盤刷新--BIと地図を連携、販売戦略を効率化

山田竜司 (編集部) 2013年09月17日 12時26分

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 らでぃっしゅぼーやは、会員制宅配サービスの販売戦略を検討するための情報分析基盤を刷新した。4月から稼働している。導入を担当したアシストが9月17日に発表した。

 らでぃっしゅぼーやは、会員制宅配サービスを全国で展開している。週次で発行される個別の注文カタログの主力商品を軸に、毎週会員から注文を受けた商品を自社便などで配達するサービスを提供しており、会員は全国で約11万人という。

 同社は、売り上げや会員などの営業分析について過去数回にわたり分析システムを構築していたが、従来利用していたツールでは売上集計を単週でしか閲覧できず、複数週の分析や、会員が購入した商品の明細データ分析ができなかったという。また、1カ月で300万件にのぼる売上データをユーザー部門が分析する場合容量が大きすぎて、検索してから結果が表示されるまでに1日かかるなど、レスポンス面が課題だったという。

 このため、マーケティング部が設立されたタイミングで、ビジネスインテリジェンス(BI)基盤にクリックテック・ジャパンが提供するBIツール「QlikView」と同製品の地図連携ツール「GeoQlik」を採用した。

 採用の理由として、「複数週や億単位のデータを対象としても、瞬時に結果がわかる」「リピート率や粗利率などの売り上げ情報を定型レポートとして作成可能」「国勢調査データなどを分析結果とともに地図上に表現できる」などを挙げた。

 これにより、「レポート作成業務の簡略化」「明細データ分析による顧客ニーズごとの対応」「新規会員の入会余地や開拓エリアの偏りなど集客効率を把握する」などが可能になったという。

 同社は、2013年4月の導入以降、受注分析や会員分析、地図上でのエリア分析へと対象業務を拡大し、マーケティング部門や事業部門、商品開発やカタログ企画に関係するメンバーが日々の業務に活用している。特にQlikViewの高速なレスポンスにより、思考が途切れることなく分析できる使いやすさを評価しているとした。

 新規会員の開拓販路として、NTTドコモが運営するドコモショップ店頭で来店客にらでぃっしゅぼーやが紹介されている。GeoQlikにより、店舗の近隣エリアの会員状況を地図上で視覚的に把握でき、入会余地や集客エリアの偏りを分析しながら、営業活動に活用することが可能であるとした。現在は関東甲信越などのドコモショップ約900店舗で営業活動を展開し、11月には対応店舗を2400店舗に拡大する計画という。

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