日本オラクルは9月18日、コンテンツマネジメントシステム(CMS)「Oracle WebCenter」の最新版を提供開始した。最新版では、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末への対応を強化した。
Oracle WebCenterは、ユーザーインターフェイス、ユーザーエクスペリエンスの管理、ドキュメントや画像・動画ファイルなどのコンテンツ管理機能を持つ。
さまざまなデバイスに最適な表示が可能になり、モバイルデバイスからの編集にも対応する
Oracle WebCenter最新版では、一度作成したウェブサイトをモバイル端末の環境に合わせて編集、展開、管理できる機能が加わる。企業内またはクラウド上にある画像や動画などのデジタルコンテンツを状況に応じて表示し、モバイル向けに展開できる。また、関連する検索結果を同時に提供することで、顧客の関心を高め、ウェブサイトへ誘導しやすくする。
さらにiOSとAndroidに対応するモバイル端末専用のアプリケーションを提供し、外出先からビジネスドキュメントへアクセスできるようになる機能のほか、デスクトップやモバイル端末ごとに適した専用ページを、ウェブブラウザ上で一元的に作成できる機能などが追加された。