日本IBMは10月3日、Microsoftの「Windows Server 2012」をインストールしたx86サーバ「IBM Systemx」シリーズに、同OSの仮想化機能である「Hyper-V」が動作するように設定し、購入後すぐに仮想化環境を利用できる仮想化推奨モデルの5製品を発表した。
「Windows Server 2003」を基盤にシステムを構築している企業が多い一方、2015年に延長サポートが終了するため、早急なシステム移行を求められているという。IBMは、仮想化推奨モデルを通じて、新システムへの段階的な移行を支援する考えだ。
また、既存の仮想化環境で稼働するOSやソフトウェアを新たな仮想化環境に移行する機能「Live Migration」を活用することで、迅速な移行が可能になるとしている。
最小構成価格は、タワー型エントリサーバ「IBM System x3100 M4」が17万円から。10月3日から日本IBMと、ダイワボウ情報システム、ソフトバンクBB、大塚商会などのパートナー企業から提供する。