リコーは1月16日、文書管理ソフト「RICOH Desk Navigator V3」を発表した。RICOH Desk Navigator V3は、中小企業向けの業務記録用文書管理ソフト。リコーの各製品やサービスや製品と連携できる点を特徴とし、紙文書の電子化や共有、記録を促進し、業務の効率化ができるとアピールした。価格は1万3500円(税別)で追加5ライセンス4万3200円。

システム概念図(リコー提供)
具体的にはリコーのデジタル複合機を用いて、ペーパーレスでの受信FAX処理や複数種類の文書管理サーバシステムとの連携が可能。さらにデジタル複合機のオプションであるオンプレミス型プライベートクラウドサービス「RICOH e-Sharing Box」との連携により、スキャンした文書や受信したファクス文書などを外出先でスマートデバイスから閲覧できる。
リコーは「業務で扱う文書をファクスや紙伝票といった紙の書類で保管している企業が多く、文書の電子化による業務の効率化はそれほど進んでいないのが現状」と指摘。速やかな業務記録の開示が求められる国際取引に対応できないケースが生じることも考えられるとし、業務文書の電子的な記録管理と迅速な情報検索を支援するとした。