求人応募者に嫌われる5つの行動

Toni Bowers (TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2014-02-26 07:30

 人事採用のプロセスは、正直なところ、マネージャーにとっても厄介ごとだ。時間もかかるし、骨も折れる。しかしここでは、あなたのようなマネージャーについてはいい。あなたは、求職者の気持ちについてはどう考えているだろうか。採用プロセスは求職者のものでもあり、それもかなり恐ろしいものだ。この記事では、求職者がマネージャーにしてほしくないと思っている5つのことを紹介する。

1.すでに意中の社内候補者を持っている

 筆者は、すべてのポストの空きに対して、社内に意中の候補者がいる場合でも、外部の候補者との面接を義務付けるポリシーを持つ会社で何度か働いたことがある。また、社内の人間を使うつもりがない場合であっても、社内の候補者に対してそのポストをオープンにすることをマネージャーに義務付けている場合もある。

 それらの会社が、最高の人材を採用できるよう、あらゆる人を対象にしようとしていることは理解しているが、仕事を探している人にとっては、これはイライラさせられることだ。これは、ほかの人の時間や期待をもてあそぶことにほかならない。

2.求職者に何かを通知するのに時間がかかりすぎる

 回答を得るのに何週間も待つのは、たとえそれが採用通知であったとしてもいいことではない。ましてや、それだけ待った挙句に不採用だったのでは、最悪だ。

 その会社は、最善の判断を下すために細心の注意を払っているために、それだけの時間がかかっているのかもしれない。採用に失敗してお金を無駄にしないよう、会社は最高の人材を欲しがるものだ。

 しかし、応募者を待たせているとき、一番よくある理由が次のようなものであることは、誰もがよく知っている。

  • 目当ての候補者との成り行きがどうなるかを確認するまで、ほかの候補者を完全に手放したくない
  • 採用の判断と、誰を雇うかの判断には、会社の意思決定プロセスを経なければならない。このプロセスは、きわめて時間がかかる。

3.不採用になった候補者にそれを知らせない

 会社からまったく連絡が来なければ、不採用になったことはわかる。しかし、そうであっても連絡がなければ落胆し、当惑するものだ。これが起きる原因は、マネージャーの怠慢や不作法だけだろうか?

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