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離脱客をロジカルに追う仕組み---アドテクのadingoとモデューロがDMPを連携

NO BUDGET

2014-04-23 18:04

 VOYAGE GROUPのグループ企業で、広告配信プラットフォーム事業を展開するadingoは4月23日、同社の提供するプライベートData Management Platform(DMP)「cosmi Relationship Suite」を、モデューロが提供するDMP「AudienceOne」と連携させたと発表した。

 DMPは、各サイトが独自にもっているオーディエンスデータを一元管理し、それにより利用者(オーディエンス)単位に訴求する広告商品の開発を可能にする仕組み。プライベートDMPは、自社データと第三者データを統合的に管理するシステムとなっている。

 cosmiは広告主やインターネットメディアで保有している会員、購買データなどのさまざまな自社データを一元管理し、独自データベースの生成、条件抽出、広告配信をはじめとする顧客の活性化、優良化を目的としたマーケティング活動を支援するプライベートDMPだ。自社データを細かくセグメントし、会員となったユーザーと継続的にコミュニケーションを取ることで、LTV(Lifetime Value:一人の顧客が取引期間を通じて企業にもたらす利益・価値、顧客生涯価値)向上を図る。

 もう一方のDMPであるAudienceOneは、広告配信結果、ソーシャルメディア、提携企業のサードパーティデータ(DMPを導入しているサイト側のデータではなく他のさまざまなサイトで蓄積された外部が保有するデータ)などを収集、解析し、見込み顧客の発見や既存顧客のロイヤルカスタマー化などさまざまなマーケティング施策に活用でき、月間2億UB(ユニークブラウザ)超の情報を有する。収集したオーディエンスデータをもとに多様なセグメントを作成でき、さらにセグメントのデモグラフィックデータ(年齢、性別、職業、所得など、消費者の属性データ)や、流入キーワードと掛け合わせて分析できる。

 今回のシステム連携により、cosmiを導入している事業者は、自社の顧客データとAudienceOneの有するデータを組み合わせて利用できる。具体的には、デモグラフィックデータやサイコグラフィックデータ(消費者の価値観、ライフスタイル、趣味などの心理学的な特性のデータ)、サードパーティデータを組み合わせて、購買まで至らなかった離脱客へのリマインドメールの配信やクロスセルを促進するより、効果的な広告配信を実施できる。活用例は以下の通りだ。

  • 優良顧客に近しい特性を持つ新規ユーザーに広告配信でアプローチする
  • 過去に特定商品を購入した顧客リストを活用し、関連商品を広告配信で訴求し、クロスセルを促す
  • 特定カテゴリーや特定商品ページを閲覧したが、購買までにはいたらなかった離脱ユーザーをAudienceOneでセグメント化し、cosmiに受け渡し、リマインドメールを配信する

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