Appleは、「iOS 7」を搭載する「iPhone」「iPad」「iPod touch」向けに「iOS 7.1.2」をリリースした。
同アップデートには、iOS 7プラットフォームに対する以下の改良とバグ修正が含まれている。
- 「iBeacon」の接続と安定性が向上
- バーコードスキャナなど、一部の他社製アクセサリ使用時のデータ転送に関する問題を修正
- メールの添付ファイルのデータ保護クラスに関する問題を修正
iBeaconは、屋内近接位置検出技術に関するAppleの商標である。同社によると、「近くにあるiOS 7端末に存在を通知することのできる、新しいクラスの低消費電力で低コストの送信機」だという。
iBeaconは、モール、博物館、スポーツ会場など、「iOS」端末携帯者が多数訪れる場所で利用されつつある。
今回のアップデートは、「iOS 7.1.1」から2カ月余りというタイミングでのリリースとなった。
同アップデートは、小さなOTAアップデートとして提供されているほか、それよりもかなりサイズは大きくなるが、「iTunes」からiOS 7全体をダウンロードすることもできる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。