Hewlett-Packard(HP)は8月にさまざまな発表を行ってきたが、月末になって、同社が「Compute Era」(コンピュート時代)と呼ぶ時代に即した、新たなサーバ戦略とプラットフォームを発表した。
HPによると、テクノロジ業界が向かおうとしているCompute Eraは、サイロ化された従来のサーバ群をプロセッシングリソースのプールに変革するということに集約されるという。
この変革を促進するために、HPの新プラットフォーム「HP ProLiant Gen9」では共通のモジュラー型アーキテクチャ、およびサーバやストレージ、ネットワーキングをまたがったコンバージドマネジメントを採用することで、数多くのアプリケーションによって共有したり、XaaSとして管理できるソフトウェア定義された資産のプールを提供するようになっている。
HP ProLiant Gen9サーバは、計算能力を向上させる独自の「HP PCIe IOアクセラレータ」や「HP DDR4 SmartMemory」に加えて、パフォーマンスの向上をもたらす「HP SmartCache」や「HP FlexFabric」アダプタといった、同社が企業向けに提供している既存の機能を複数取り込みながら、4つのアーキテクチャ(ブレードとラック、タワー、スケールアウト)に対応している。
これによって、企業顧客は複数のワークロードを低コストかつより迅速に実行できるようになり、従業員にはより多くのモバイルサービスがもたらされるようになると同社は約束している。
世界各国での出荷日は9月8日であり、価格は顧客のシステム構成によって異なるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。