Microsoftは米国時間10月20日、「What's ahead for Microsoft's Cloud」(Microsoftによるクラウドの未来)を語るイベントをサンフランシスコで開催する予定だ。
同社の最高経営責任者(CEO)であるSatya Nadella氏とCloud & Enterpriseグループ担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるScott Guthrie氏の両氏が、報道陣とアナリストを対象とした1時間の同イベントで進行役を務める予定である。
同イベントは米太平洋時間の午前11時から正午まで開催され、Microsoft News Centerにおいてライブでウェブキャストされる予定だ。
同イベントでは、Microsoftのアプローチが競合他社といかに違うかについてと、同社によるクラウドに対する投資の概要が語られる予定だと筆者は聞いている。何らかの新しい発表もあるにちがいない。
最近開催されたCiti Global Tech Conferenceに登壇したGuthrie氏は、Microsoftの規模が同社の大きな差別化要因の1つだと話していた。同社は世界中の17の地域でデータセンターを運用している。
Guthrie氏は同カンファレンスにおいて、Microsoftの携帯端末管理サービス「Intune」とIntuneを含む「Enterprise Mobility Suite」の重要性についても語った。また、同社のクラウド戦略の鍵を握る要素として、Microsoftの機械学習サービス「Azure ML」にも言及した。Azure MLは現在、プレビュー版が提供されている。
Microsoftは、Azureに対して約2~3週間ごとに、充実した内容の定期的なアップデートを継続している。同社は先週だけでも、「Redis Cache Service」の一般提供、「Disaster Recovery to Azure」サービスの一般提供(「Azure Site Recovery」を使用)、「Azure SQL Database Elastic Scale」のプレビュー版、「DocumentDB NoSQL」サービスに対する機能追加などを発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。