Microsoftは、次期Officeとなる「Office 16」のクライアントおよびサーバアプリケーションを2015年後半にリリースすることを目指している。「Office」および「Office 365」マーケティング担当ゼネラルマネージャーのJulia White氏は現地時間10月28日、バルセロナで開催されているTechEdでのセッションでリリース予定時期の最新情報を明かした。
Microsoftの担当者らは2014年3月、同社が2015年中に「Exchange Server」と「SharePoint Server」の次期バージョンをリリースする計画だと述べていたが、そのリリースが2015年のいつ頃になるかは特定していなかった。その時点で、Microsoftの幹部らはまた、「Lync」の次期バージョンについてもリリースの目標時期を示すことを避けていた(現在では、Lyncと「Skype」は、他のOffice製品から独立した1チームになっている)。
White氏は、Microsoftが引き続き次期Officeのクライアントおよびサーババージョンを同時にリリースする計画であり、Office 16のクライアントアプリケーションだけを先行リリースすることはないとした。これはつまり、Office 16のクライアントアプリケーションも2015年後半にリリースされるということだ。筆者が情報筋から聞いていたところでは、MicrosoftはWindows向けのOffice 16を2015年春にリリースすることを目指していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。