Parallelsがコンテナ型仮想化ソリューション「Parallels Cloud Server」の次期バージョンでDockerをネイティブサポートする予定だ。
同社はプレスリリースで以下のように述べている。
Dockerアプリケーションを作成する開発者の数が増えるなか、サービスプロバイダーはコンテナ型の仮想専用サーバを提供できるようになる。Parallels Cloud Serverは安全かつ高密度の仮想サーバ環境を実現し、成長の著しいこの新興マーケットの中でも、大手のパブリッククラウドプロバイダーと価格やパフォーマンス面で互角に競合する機会をサービスプロバイダーにもたらす。
Parallelsで仮想化技術を担当する最高技術責任者(CTO)のJames Bottomley氏はこのプレスリリースで「サービスプロバイダーは顧客のニーズを満たしたいと思っている。そして、顧客はDockerアプリケーションを稼働させることを望んでいる」と述べる。
さらにプレスリリースには、以下のように書かれている。
顧客にとっての現在の課題は、Dockerイメージをハイパーバイザ型の仮想環境で稼働させることである。(中略)Parallelsのソリューションを利用すれば、サービスプロバイダーはParallels Cloud Serverのコンテナ型の仮想マシン上でDockerが動く、高性能かつ高密度な環境を顧客に提供できるようになる。
Parallels Cloud Serverのアップデートは2015年第1四半期に発売される予定。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。