ソニー・ピクチャーズ、ハッキング流出情報を使用しないよう報道機関に警告

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部 2014年12月16日 10時46分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Sony Pictures Entertainment(SPE)は米国時間12月14日、報道機関各社に対して、同スタジオでの大規模なセキュリティ侵害発生後に流出した情報を使用しないよう警告した。

ソニーによると、今回の流出は、作品の公開(映画「The Interview」と思われる)を取りやめるよう圧力を同社にかけるためのものという。
ソニーによると、今回の流出は、作品の公開(映画「The Interview」と思われる)を取りやめるよう圧力を同社にかけるためのものという。
提供:Sony

 厳しい文言が並ぶ書簡を最初に報じたのはThe New York Times(NYT)だった。その書簡の中で、Sony Picturesの弁護士であるDavid Boies氏は、流出したソニーの文書を「盗まれた情報」と呼び、既にダウンロードした文書は閲覧せずに破棄するよう求めた。

 Boies氏は3ページにわたる書簡の中で、「われわれは、盗まれた情報の所有、閲覧、コピー、配布、出版、アップロード、ダウンロードなどのあらゆる使用をSPEが許可していないということをそちらが認識していることを確認し、盗まれた情報の破棄への協力を要請するため、この書簡を書いている」と述べた。この書簡のコピーは、The Hollywood ReporterとRecodeにも送付された。

 さらに、同書簡はソニーの要求に従わない報道機関に対し、「使用や配布によって生じた損害や損失の責任」を負わせると脅している。

 ソニーの書簡が送付されたのは、ハッカーが第7弾の文書を公開し、「間違いなく人々にこれまでよりはるかに大きな喜びを与え、Sony Picturesを最悪の状況に陥れる」であろう「クリスマスプレゼント」を提供すると約束した翌日のことだった。

 同書簡は、今回の情報流出について、「SPEによる映画公開の阻止を明示的に求める現在進行中の運動」の一環であり、ハッカーたちは「SPEが屈服して映画の公開を取り消さなければSPEに大きな損害を与える、という明白な目的のために個人と企業の両方に関する情報の配布を利用」していると記している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
トランザクションの今昔物語
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算