仮想デスクトップで営業活動を効率化--国際興業

ZDNet Japan Staff 2015年01月21日 06時30分

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 都内で路線バスや高速バスの運輸などを手掛ける国際興業は、デスクトップ仮想化(VDI)を導入し、営業担当者の生産性や事業継続性の向上を図った。

 同社は、交通事業を東京の豊島、板橋、北、練馬の各区、埼玉県の川口やさいたまの両市で手掛けている。乗り合いバス路線を約400系統運行しており、それをITが支えているという。また、建設機械、自動車部品などの輸出入や販売を全国で展開する流通事業も手掛けており、そこでもITに関する課題を抱えていた。

 例えば、営業担当は扱っている商品在庫の確認のため、外出先から何度も社内に電話を掛ける必要があった。社内コミュニケーションを担うグループウェアにも、基本的には社外からアクセスできず、業務効率を阻害していたとのこと。

 外出先でも社内にいる時と同様に業務を遂行できる環境が望まれていた。解決策を模索した結果、ヴイエムウェアの仮想デスクトップソフトウェア「VMware Horizen View」の導入を決めた。Windows XPに対応した同社の運行管理システムを安全かつ継続して利用できることや、操作性、サポートなどを評価。現在は約400の仮想デスクトップを利用している。

 国際興業は、VMware Viewの導入で次のような利点があったしている。

  • スマートデバイスからのスムーズな仮想デスクトップ利用
  • 外出先にノートPCやタブレットを持参するだけで社内にいる時と同様に作業できる
  • PCやUSBメモリを外出先に持参する必要がなくなったことによるセキュリティ向上
  • アプリケーションの起動時間が3分の1に短縮
  • PCセットアップ作業にかかる時間を従来の半日から30分へと短縮

 国際興業は今後、観光やレジャーの開発、不動産を手がける部門などへの展開も検討している。また、事業継続性や災害復旧への対策として、遠隔地のデータセンター間でデータを冗長化して保護することも視野に入れており、仮想環境の災害対策ソフトウェアやハイブリッドクラウド環境の導入も視野に入れている。

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