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日本のものづくりノウハウをシステム化--富士通がMES新版

NO BUDGET

2015-03-05 08:18

 富士通は3月4日、組立加工製造業ユーザー向けに、国内外の工場における生産活動の情報を各工場や本社と連携し、ものづくりの強化に活用できる製造現場管理システム「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA ENTERPRISE MES」(MESはManufacturing Execution Systemの略)の販売を同日から開始すると発表した。


グローバルな生産活動でのGLOVIA ENTERPRISE MES導入イメージ(富士通提供)

 富士通アドバンストエンジニアリングが開発したもので、各工場ごとに異なる製造実績情報の収集、管理方法を標準化して共有することで、工場間で製造実績を比較し、ノウハウ共有や改善活動による生産性向上を促す。

 また、本社と各工場を連携することで、現場の生産進捗状況や在庫情報などを本社側でタイムリーに把握でき、経営判断の迅速化や市場ニーズに即した最適な製造体制の早期確立などが可能となる。これにより、製造現場における品質向上、効率化、スピード向上、ローコスト化をグローバルにおいて支援する。

 本製品の特徴は以下の通り。

工場間の情報連携を可能とする製造実績の標準化

 セル生産や一個流し、ライン生産などの生産方式ごとに異なる製造実績の標準化を実現。これにより、各拠点や工場間での情報が統一され、それらを連携させることで他工場との比較が行えるため、ノウハウの継承や各工場の自律的改善を促進。企業全体の生産性向上につながる。

本社システムとの連携および見える化を実現

 拠点別生産性やライン別製造進捗などの現場情報と、本社のERPなどのシステムとを柔軟に連携させることで、経営層、管理者層、現場層などそれぞれの階層のニーズに応じた情報の見える化が可能。これにより、課題を細分化させ本質的課題の抽出による具体的な改善指示や、急激に変化する市場に即した経営層からの迅速な現場コントロールが可能になる。

日本のものづくりのノウハウをシステム化

 日本のものづくりのノウハウである、部品を最適な時に必要分をラインに補充する自動補充指示のシステム化などを実現。これにより、工程進捗に合わせたラインへの部品補充作業や、出庫指示書や納品指示書の作成業務の効率化、および在庫適正化が図れる。

品質情報管理によるトレーサビリティの実現

 製造現場における品質情報を細かく管理することで、製品の不具合から原因となる部品や部材を特定するほか、部品、部材の不備から影響を受ける製品を特定するといった2方向からのトレーサビリティを実現。これにより、企業における品質管理にかかる負荷軽減と、影響範囲を絞ることによる迅速な対応が可能。

 販売価格は、ベースとなる「基本管理」が200万円、「工程管理」「在庫管理」が300万円(いずれも税別、1サーバライセンス+10ユーザ-ライセンスの場合)で、出荷時期は3月13日。販売目標は3年間でサーバライセンス150本。

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