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Red Hatはオープンソースのソフトウェア定義ストレージのポートフォリオを整理し、新しいロードマップを発表した。これまで同社のソフトウェア定義ストレージ製品は、分散オブジェクトストアおよびファイルシステムである「Inktank Ceph Enterprise」と、Glusterを実装したマルチプロトコルのスケールアウト型ファイルシステム「Red Hat Storage Server」があった。同社はこれをさらに分かりやすくした。
まず、Inktank Ceph Enterpriseの名称を「Red Hat Ceph Storage」に、Red Hat Storage Serverを「Red Hat Gluster Storage」に変更した。それだけでなく、Red Hat Ceph Storageでは品質チェックを通過し、Red Hatソリューションとしてフルサポートの対象となる。
Red Hat Ceph Storage、Red Hat Gluster Storageともにオープンソースでスケールアウトのソフトウェア定義ストレージソリューションとなり、プログラム可能なアーキテクチャを持ちコモディティハードウェアで動く。異なる企業のワークロード向けに最適化されており、Red Hat Glustor Storageは仮想化、分析、同期、ワークロードの共有などに適しているという。Red Hat Ceph StorageはOpenStack、Amazon Web Servicesなどのクラウドインフラワークロードに適しているという。両方とも、アーカイブやリッチメディアなどのワークロードでも利用できるという。
Red Hatが将来的にRed Hat Ceph StorageとRed Hat Gluster Storageの2つをマージするかについては、その可能性は低そうだ。
Forrester Researchのアナリスト、Henry Balthazar氏は2014年秋、SearchStorageに対して、Red Hatは「当面は2つのプラットフォームを同時に進めるだろう。2つがマージすることはない。Glusterはファイルストレージに適しており、Cephを補完するためにさまざまな方法でGlusterを使うことができる」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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