IT分野では先週、M&Aが相次いだ。しかし、最新の報道が正しいとすれば、Intelの買収計画は規模の点で他を圧倒している。
The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間3月27日に報道したところによると、プロセッサメーカーであるIntelがAlteraの買収に向けて交渉中だという。
カリフォルニア州サンノゼに拠点を置くAlteraは、CMOSベースのプログラマブルロジックデバイス(PLD)や、関連開発ソフトウェアを製造している企業だ。
27日午後の株式市場終了間際に流れたこのニュースにより、両社の株価はともに急上昇した。
WSJの報道を受け、Intelの株価は6%強上昇した一方、Alteraの株価は28%以上の急騰を見せた。MarketWatchによると、Alteraの株価は2011年7月以来の高値をつけたという。
IntelとAlteraは、2013年にAlteraが当時最新だった64ビットARMチップの製造に際して、Intelの製造プロセスを基盤としたことがきっかけで親密な関係を築いていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。