モジラ、「Firefox 38」で13件の脆弱性に対処--アドビのCDMサポートも追加

Charlie Osborne (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2015年05月14日 13時20分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Mozillaは、同社ブラウザの最新バージョン「Firefox 38」をリリースした。重要度が「最高」と位置付けられる5件の脆弱性を含む、13件の脆弱性が修正されている。

 Mozilla Foundationのセキュリティアドバイザリによると、セキュリティ研究者のUcha Gobejishvili氏が、最高と位置付けられた5件の脆弱性のうちの1件を発見したという。この脆弱性は圧縮XMLコンテンツを解析する際のバッファオーバーフローを悪用するものだ。これはXMLデータを取り扱う際のバッファ領域の取得方法と変更方法の誤りに起因しており、悪用可能なクラッシュにつながる可能性もある。

 「Firefox」と「Thunderbird」がこの脆弱性の影響を受けるが、ThunderbirdではJavaScriptが初期設定で無効化されているため、メールを通じた同脆弱性の悪用は一般的に不可能となっている。

 また、今回のアップデートにより、ユーザーはデジタル著作権管理(DRM)技術を含めるかどうかを選択できるようになる。Firefoxの最新バージョンには、DRM保護されたコンテンツをオンラインで再生できるようにする、Adobe Systemsの「Adobe Content Decryption Module」(CDM)に対するサポートが含まれている。しかし、ユーザーはCDMを無効化したり、アンインストールすることができるうえ、CDMをまったく含まないFirefox 38をダウンロードすることもできる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算