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調査

IoTへの備えがある企業開発者は半数のみ--米調査

Joe McKendrick (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2015-07-07 10:25

 「モノのインターネット(Internet of Things:IoT)」の台頭により、企業のアーキテクチャやデータサービス、インテグレーションでの新たな取り組みが必要となってきている。

 これは、ソフトウェア会社Progressが調査会社Harbor Researchと共同で実施した調査の結論であり、675人におよぶアプリケーション開発者の声を反映している。この調査では、IoT関連の取り組みに対する広範なサポートがあるとしつつも、やるべきことは山積みだとしている。また、開発者の45%はIoTアプリの開発に取り組んでおり、75%以上はIoTを前向きに捉えているという。

 現時点では、IoT関係の仕事に必要とされるスキルやリソース、テクノロジ系のツールを有していると答えた開発者は50%しかいない。その理由は、既に複雑化しているITインフラに対して、さらに多くの変動要素を取り込む必要があることだ。実際のところ、3分の1近くの開発者(30%)が「膨大な量のデータに圧倒された経験があり、位置情報をベースにしたアプリなどの、コンテキスト化されたIoTアプリのデータセットを管理する際には、そうしたデータ量を扱いきれないと感じている」としている。

 まず、IoTに備えるにはデータの集積や利用、管理を推進するアーキテクチャの構築が必要になるとして、同調査は「この市場機会の繁栄には、データ管理や情報管理のモデルが必要だ。システムの設計は、既存マシン群との連携システムや、さまざまな機器メーカー、従来からのサービスプロバイダーとの間での相互運用性を考慮したうえで進めていく必要がある」と記している。

 その結果、相互運用性やインテグレーション、セキュリティおよびプライバシーがIoT開発者にとっての主な懸念となっている。同調査では「現在のところ、IoTによってもたらされている機会は、シンプルな監視アプリケーションや、それに関連する追跡および位置情報サービスとなっている。IoTにおける最大の課題は、それぞれの機器接続におけるシームレスな相互運用性の確保だ」と説明している。

 IoTアプリの開発や連携に最も適したOSや開発プラットフォームについては回答が分かれた。OSでは現在のところ、「Android」が29%の支持を集めてトップとなり、その後には「Windows」(24%)、「Linux」(21%)、「iOS」(16%)が続いている。

 開発プラットフォームでは、サーバサイド環境でJavaが55%の支持を集めてトップとなり、その後には大きく離されてPHP(17%)、Node.js(12%)が続いている。

 60%以上の開発者は今後、IoTアプリがクラウド上で稼働し、複数の機器と連携する時代がやって来ると考えている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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