Hewlett-Packard(HP)とIntelは、ドイツのフランクフルトで開催されているハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)のイベント「International Supercomputing Conference」で現地時間7月13日、HPCで提携すると発表した。大企業によるHPCの採用を、ベストプラクティスと専用ハードウェアの提供によって容易にしていく狙いだ。
両社は今回の提携の下、HPCの計画と配備、管理に関するベストプラクティスを取り扱う先端研究拠点(COE)も開設する計画だ。
HPによると、ハードウェアとフレームワークについては、同社が「HP Apollo System」をベースにしたHPCフレームワークを提供するという。
このフレームワークではIntelのプロセッサを採用し、IntelのMany Integrated Core(MIC)アーキテクチャを採用した「Intel Xeon Phi」および、Intelの高速インターコネクト技術「Intel Omni-Path」を活用する。
IntelとHPは、テキサス州ヒューストンのほか、フランスのグルノーブルにもHPCのCOEを建設すると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。