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記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

NTT Comの専用線サービス、帯域と経路をユーザー企業が自ら変更可能に

NO BUDGET

2015-10-01 16:26

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は9月30日、ユーザー企業自身が手軽かつ迅速に帯域を変更、経路を変更できるサービス「Arcstar Universal One イーサネット専用線 フレキシブルイーサ」の提供を開始した。完全帯域保証型のイーサネット専用線サービス「Arcstar Universal Oneイーサネット専用線」にSDN技術を応用している。

 国内の専用線として初めてのサービスという。同日から申し込みを受け付け、初期費用は無料(Arcstar Universal Oneイーサネット専用線の工事費は別途必要)、月額費用は利用帯域に応じた定額料金と増速した帯域に応じた日額料金の合算となる。

 これまで、ネットワーク帯域を増速、減速するには、ユーザー企業がNTT Comなどの通信事業者に申し込み、それを受けた通信事業者が帯域変更工事を実施していた(NTT Comの場合、約30営業日程度必要)。しかし、クラウドサービスの普及と相まって、ビジネスの繁閑や急激な顧客ニーズの伸びに柔軟に対応できるスケーラブルなシステムのニーズが高まっており、通信トラフィックに対しても迅速に増速、減速が求められるようになってきた。

 今回のフレキシブルイーサは、こうしたニーズに応えるもので、NTT Comのポータルサイト「ビジネスポータル」とAPIからユーザー企業自身の手で直接ネットワークを変更でき、帯域変更の場合で約10分、経路変更の場合で約15分という短時間で処理できるという。

 9月30日から申し込みを受け付けている帯域変更機能は、ビジネスポータルやAPIから自由に帯域の変更を指定できる(ただし同一の速度規格内での変更に限る)。契約帯域100M~1Gbpsまでは100Mbps単位、契約帯域1~10Gbpsまでは1Gbps単位で変更が可能で、帯域変更にかかる時間は約10分。利用料金は増速した帯域に応じた日割合算となるため、コスト面でも効率的としている。

 メリットが発揮できるケースとして、データセンター間でバックアップやマイグレーションの時だけ増速したい場合、ECサイトでセールの時期だけ突発的に大容量の通信が発生することが見込まれる場合などを挙げている。

帯域変更機能のイメージ
帯域変更機能のイメージ(NTT Com提供)

 12月25日から申し込みを受け付ける予定の経路変更機能は、全国主要都市の間を最大3ルートで結んでおり、ビジネスポータルやAPIからユーザー企業自身でルートを選択して変更できる。主に事業継続計画(BCP)に貢献できると説明。経路変更にかかる時間は約15分。

 メリットが発揮できるケースとして、例えば主回線に障害があった場合に、ユーザー企業自身が副回線に切り替えられる。特にシングル構成の回線を利用している場合、障害のあった回線の復旧を待つことなく、迅速に通信を回復できるという。

経路変更機能のイメージ
経路変更機能のイメージ(ルートは一例、NTT Com提供)

 今回の機能は、「NTTコミュニケーションズ APIゲートウェイ」を通しても利用可能。これにより、ユーザー企業のシステムと自動的に連携でき、帯域と径路を効率的に変更できるとしている。

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