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海外コメンタリー

クラウド時代の通信ネットワーク実現に向け--インテル最新の取り組みや新製品

Conner Forrest (TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2015-11-18 06:30

 より多くのデバイスがネットワークに接続され、ウェブのトラフィックは増加し続けている。ネットワークとデータセンターが、どちらもこの変化に対応するため変わらなければならないことは明らかだ。

 Intelは米国時間11月9日、クラウド時代の通信ネットワークへの移行に焦点を合わせた、3つの新製品を発表した。この発表は、同社のネットワークプラットフォームグループ担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーSandra Rivera氏がホストを務めるライブストリーミングイベントで行われたものだ。

 Rivera氏は、2つのデータを示しながら話を切り出した。まず同氏は、ネットワークに接続されたデバイスが2020年までに500億を超える見込みであり、これによってネットワークには新たな圧力と負担がかかることになるという調査結果について言及した。さらに、2019年までに、世界のネットワーク上を流れるデータの量が、2ゼタバイトに達するという予想に触れた。

 ソフトウェア定義ネットワーク(SDN)とネットワーク機能の仮想化(NFV)の進歩により、コンピューティングの分野で起こったことが、今度はネットワーク全体で起こりつつある。従来は、ルータやVPN、ファイアウォールなどに、それぞれ個別に物理的なデバイスが用意されていた。ネットワークがより変化に素早く対応できるようになるにつれ、これらの要素の多くは仮想化され、リソースを共有するようになっている。SDNを使えば、ネットワークのインテリジェンスやネットワークに対するコントロールも強化される、とRivera氏は言う。

 それでも、これらの予想が実現した場合に、その可能性を引き出すためには十分な準備が必要となる。

 IntelによるTXTやDDIOの取り組みは、より性能の高いインフラの構築を助け、この変化を支えるものだ。Rivera氏は、Linuxおよび「OpenStack」のオープンソースに対する同社の貢献や、オープンリファレンスアーキテクチャに対する取り組みについても言及した。

 またIntelは最近、5Gを推進する「Network Builders Fast Track」プログラムを発表したほか、America MovilおよびSK Telecomとの新たなパートナーシップも発表している。さらにIntelは今回、クラウドの導入が進むにつれて発生する潜在的なインフラの問題に対して準備を整えるのに役立つ、データセンターとネットワークの運用に適した3つの新製品を発表した。

 シニアプリンシパルであるHang Nguyen氏は、壇上に加わると、まずイーサネットマルチホストコントローラである「Intel FM10000」について説明した。Nguyen氏によれば、これはスイッチとイーサネットコントローラを統合した初めてのIntel製品だ。この製品はネットワークサービスヘッダ(NSH)をサポートしているとともに、毎秒9億6000万パケットを処理できるエンジンを内蔵している。FM10000の目標の1つはスケーラブルなプロセッサ性能を実現することで、イーサネットの速度(1/10/25/40/100Gbps)が混在する環境で、データセンターからネットワークへのトラフィックをルーティングすることができる。

 次に発表されたのは、デュアル10GbEコントローラの「Intel X550」だった。Nguyen氏はこの製品が非常に小型で省電力であることを強調し、エッジルータやスイッチ、ファイアウォールに加え、サイズの制約があるIoTデバイスでの利用にも適していると述べた。

 3つめの発表は、「Intel XeonプロセッサDファミリ」に関するものだった。この新しいプロセッサファミリには8種類の製品が用意されている。コア数は最大16コアで、「Atom」などの従来の製品シリーズに比べ、3~6倍の性能になっているという。4コアモデルと8コアモデルはすでに販売が開始されており、12コアモデルと16コアモデルは、2016年第1四半期中に発売される予定だ。

提供:Intel
提供:Intel

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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