Intelは米国時間8月25日、ビッグデータ関連企業であるBlueDataへの投資と、同社との提携を発表した。BlueDataは、ビッグデータのデプロイメントのための仮想化技術を手がけている。
BlueDataのソフトウェアプラットフォーム「EPIC」を利用することで、企業は仮想環境内に「Apache Hadoop」や「Apache Spark」のクラスタを構築できるようになる。仮想化ツールとビッグデータツールを組み合わせることで、理論的にはデータセンターにおけるデプロイメントを容易に実現できるようになるはずだ。
両社の提携は、BlueDataの2000万ドルの投資ラウンドの一環である。また、Intel Capitalからの投資条件に従い、Intelのソフトウェア部門のゼネラルマネージャーであるDoug Fisher氏がBlueDataの取締役会に加わる予定だ。
なお、IntelはClouderaとも提携しており、Apache Sparkプロジェクトにも貢献している。
今回の提携により、BlueDataは同社のソフトウェアを「Xeon」プロセッサをベースにしたIntelのアーキテクチャに最適化する。またIntelは、BlueDataによるソフトウェアのマーケティングを支援するとともに、共同顧客を開拓したり、エンジニアリング上のノウハウを提供する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。