Intelは米国時間10月26日、コグニティブコンピューティングプラットフォームを提供するSaffronの買収計画について同社ブログで発表した。
Saffronのプラットフォームを使用すれば、さまざまなリポジトリからデータを取得し、それらのデータを関連付けることで洞察を導き出せるようになる。同社の顧客は保険やヘルスケア、製造といった複数の業界にまたがっている。
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同ブログ投稿によると、Saffronは買収後も独立事業として運営されるものの、Intelの新規デバイスグループに編入されることになるという。また、Saffronのアナリティクス技術はIntelのIoTやビッグデータ、セキュリティといった技術にも反映される。
Saffronは、「SaffronStreamline」と「SaffronAdvantage」という2つの主要アプリケーションを提供している。同社の目的は、さまざまなコンテキストにおける知性と機械学習の結合だ。なお、同社の技術はスタンドアロンで実行することも、オンプレミスやクラウド上にある既存のビッグデータアーキテクチャに統合することもできる。
以下はSaffronの提供するスタックを図示したものだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。