スパコンランキングTOP500発表、中国の「天河2号」が6回連続の首位に

ZDNet Japan Staff

2015-11-17 12:40

 TOP500.orgが現地時間11月16日、第46回目のスーパーコンピュータランキング「TOP500」を発表した。

 TOP500はスパコンの処理性能を半年ごとに世界1位から500位までランキングする。今回も中国の“Milky Way-2”こと「Tianhe-2(天河二号)」が1位を堅守した。Tianhe-2は2013年から6回連続で首位を獲得している。

 Tianhe-2はLinpackベンチマークで33.86ペタフロップス(1ペタフロップスは毎秒1000兆回の浮動小数点演算を実行できる性能)を達成した。Intelをベースとした同システムは中国国防科学技術大学が開発し、国家スパコン広州センターに設置されている。

 2位は、米エネルギー省(DOE)のオークリッジ国立研究所にあるCray XK7システム「Titan」で、Linpackベンチマークは17.59ペタフロップス。

 このほか上位10には、DOEのIBM BlueGene/Qシステム「Sequoia」(Linpackベンチマークは17.1ペタフロップス:3位)、理研の富士通製「京」(Linpackベンチマークは10.51ペタフロップス:4位)、DOEのIBM BlueGene/Qシステム「Mira」(Linkpackベンチマークは8.58ペタフロップス:5位)など、前回と同じ顔ぶれが並ぶ。

 今回上位10に初登場となったのは2システム。DOEのCray XC40システム「Trinity」(Linpackベンチマークは8.1ペタフロップス:6位)と、ドイツのハイパフォーマンス計算センターにある、同じくCray XC40システム「Hazel Hen」(Linpackベンチマークは5.6ペタフロップス:8位)だ。

 Top500に占める中国のシステムの数は前回の37から今回は109と、3倍近くに増えた。米国のシステムは231から200に減り、史上最低レベルにあるという。日本は前回の40から36に減っている。欧州は前回の141から108に減り、前回の107から173に数を増やしたアジア勢に抜かれる結果となった。

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