伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は12月1日、フラッシュストレージ導入の効果測定サービスを開始した。マルチベンダー環境でのシステムを検証できる総合検証センター「Technical Solution Center(TSC)」内にフラッシュストレージ向けの検証設備「Flash Storage LAB」を開設し、用途にあわせてさまざまなベンダーのフラッシュストレージを比較検証し、導入効果を測定する。
同サービスでは、フラッシュストレージを具体的に検討している企業向けにワークショップや既存環境への影響評価(アセスメント)、製品の体感デモや実証実験を一連で提供する。ワークショップでは、TSCでの検証実績やマルチベンダー環境での大規模システム構築実績から、多機能性や性能重視などの分類に基づいて製品の特徴や検証結果を提供する。
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デモンストレーションでは、各製品の性能体感に加え、管理GUIの操作、データ容量削減の機能、障害時の可用性、災害復旧(DR)対策機能、仮想化環境やデータベース(DB)環境での使用を体感できるようにする。
CTCでは、同サービスを利用して導入するフラッシュストレージが決まった企業に対して、アセスメントや実機検証の結果に基づいて、CTCのエンジニアが適切なシステムの設計、構築から、各製品の保守メンテナンスサービスまでトータルなサービスを提供していく。
対応製品はEMC「XtremIO」、Hitachi「VSP G」シリーズ、HPE「3PAR」、IBM「FlashSystem」、NetApp「AFF」シリーズ、Nimble Storage「Nimble Storage」、Oracle「FS1」、Pure Storage「FlashArray」シリーズとなっている。