Hewlett-Packard(HP)は米国時間8月26日、フラッシュ向けに最適化されたストレージシステム「HP 3PAR StoreServ」シリーズの拡充を発表した。
今回の新製品は、大手のストレージ企業がハイブリッドデータセンターとともに、オールフラッシュストレージに力を注ぎつつあるなか登場したものだ。フラッシュストレージは通常の場合、大量データの高速処理やアナリティクスに用いられる。
HPはフラッシュストレージシステム市場で、EMC、Pure Storage、NetApp、Dellなどあらゆる企業と戦っている。HPのストレージシステムは、そのアーキテクチャやデータサービス、コンバージドシステムで顧客を支援するものとなっている。
新たに追加された製品には以下が含まれる。
- 「HP 3PAR StoreServ 8000」:オールフラッシュアレイ製品。価格は1万9479ドルから。
- 「HP 3PAR StoreServ 20800 All-Flash Starter Kit」:2台のコントローラノードと8台のドライブ、3年のサポートを含むオールフラッシュアレイ製品。価格は9万9995ドルから。
- 「HP 3PAR StoreServ 20450」:オールフラッシュアレイ製品。価格は8万5167ドルから。
- 「HP 3PAR Priority Optimization」:「HP 3PAR Data Optimization Suite」のコンポーネント。価格は1210ドルから。
- 「HP 3PAR StoreServ 7000」や「HP 3PAR StoreServ 8000」向けの「HP Smart SAN 1.0」、および「Recovery Manager Central for VMware(RMC-V)1.2」といったストレージ関連ソフトウェア。
HPは明らかに、価格を武器として、企業におけるオールフラッシュストレージの導入促進を目指している。同社の計画は、StoreServ 8000とともに20800 All-Flash Starter Kitを用いてシェアを増やし、事業を拡大するというものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。