三菱電機、「部分一致対応秘匿検索基盤ソフトウェア」を開発

NO BUDGET 2016年02月05日 18時41分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 三菱電機は2月4日、クラウドサービスにおいて、機密保護のために暗号化した情報を復号せずに検索できる秘匿検索技術に「部分一致検索機能」を付加した「部分一致対応秘匿検索基盤ソフトウェア」を世界で初めて(2016年2月4日現在、三菱電機調べ)開発したと発表した。2017年度の製品化を予定する

 同ソフトウェアでは従来の「完全一致検索」と同等の安全性を確保しつつ、検索者の利便性向上に貢献するという。2013年7月3日に同社が発表した「秘匿検索基盤ソフトウェア」では、暗号化したまま完全一致検索のみ可能で、検索するユーザーを限定する機能も備えていた。これに対し今回開発したソフトウェアでは、完全一致検索に加えて部分一致検索も暗号化した状態で行えるようになり、その他の機能も引き継いでいる。


「部分一致対応秘匿検索基盤ソフトウェア」(三菱電機提供)

 開発したソフトウェアの特徴は以下の通り。

キーワードを暗号化した状態で「部分一致検索」を可能にし、利便性向上に貢献

  • 登録データや検索キーワードの各文字を暗号化するだけでなく、各文字が先頭から何文字目かを表す「文字位置」を各暗号文に埋め込み、検索キーワードの「文字位置」を暗号化したままスライドさせて検索することで、検索キーワードの「部分一致検索」を実現
  • 「部分一致検索機能」により、長い文字列に対するキーワード検索が可能となり、用途が拡大

強固な暗号化技術により、クラウドの機密保護環境を構築

  • 登録データの暗号化時にキーワード検索可能な部署や利用者を限定し、より強固な機密保護を実現
  • 同じ検索キーワードでも毎回暗号文の値が変わるため、検索キーワードの類推を防止可能
  • 検索キーワードの各文字を分離させない暗号化技術により、文字の出現頻度分析を防止

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]