日立ソリューションズ、マイナンバー管理システム提供--暗号化したまま利用

NO BUDGET 2015年09月09日 14時59分

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 日立ソリューションズは9月8日、「マイナンバーセキュア管理システム」を10月1日から販売すると発表した。価格は初期投資額を抑えたサブスクリプション方式とし、マイナンバー登録数500の場合、税別で年間150万円から。マイナンバー制度で求められる、企業が実施すべき安全管理措置(特定個人情報としての厳格な管理)に適しているという。

 マイナンバーセキュア管理システムは、日立製作所の特許技術「秘匿検索技術」で暗号化したマイナンバーをデータベースに保存するとともに、業務アプリケーションが暗号化したままで検索、利用できる仕組みを提供する。

マイナンバーセキュア管理システムの概要
マイナンバーセキュア管理システムの概要(日立ソリューションズ提供)

 秘匿検索技術は、暗号化されたままでの高速データ検索に加え、検索キーワードと格納データ両方をランダム化して暗号化することで高い安全性を両立するという特徴を備え、機密性の高い業務システムに有効と説明している。日立ソリューションズの信頼性の高いデータベース技術で内部構造を隠ぺいすることで、マイナンバーの所在を特定不可能としている。必要な場合のみ許可された業務担当者がマイナンバーを視認することを実現し、安全管理措置に沿った対策を可能とした。

 システム内では、マイナンバーは常に暗号化されているため、搾取した通信データやデータベースの内容は解読できない。マルウェア感染した業務端末を踏み台に外部から不正にリモート接続された場合でもシステム内のデータは暗号化されている。

 同じマイナンバーを検索する場合でも、検索キーワードを毎回ランダム化しているため、アクセスログを解析しても同一個人へのアクセスが特定できなくなり、家族構成などの個人情報の推測は不可能という。

 日立ソリューションズは今後、システムで採用している秘匿検索技術を、日立ソリューションズがこれまで培ってきたセキュリティ技術とあわせて、マイナンバー管理以外の分野へ適用拡大していくとしている。

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