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ドローンが収集するビッグデータ--その可能性と悪用リスク - (page 2)

Mary Shacklett (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2016-02-23 06:00

ドローンとビッグデータに関するセキュリティ上の課題

 セキュリティ上の課題の1つは、ドローンやドローンが運ぶデータがハッキングされる可能性があることだ。そのよい例が、米国の出入国管理当局が、メキシコとの国境地帯をパトロールするのに使っているドローンだ。これらのドローンはすでに、違法に国境を越えようとする麻薬の密売人によってハッキングされたことがある。このような問題に対処するため、テクノロジ企業はドローンに対する侵入を防ぐセキュリティシステムに取り組んでいる。個別のドローンのセキュリティ保護の分野では、まだなすべきことが多く残っている。これには、セキュリティ侵害が発生した場合に、地上からドローンの自動システムを手動でオーバーライドする方法も含まれる。

 法的に解決されていない第2の問題は、個人のプライバシーに関することだ。一定の高度より下でドローンを飛行させることを禁じる動きがあるのはもっともだが、ドローンが個人や、個人のプライバシーに対する期待を侵害したかどうかは、どのような基準で判断すればいいのだろうか。また、ドローンが個人に関する情報を収集した場合、この情報は誰のものだろうか。本人だろうか、データ収集者だろうか、またはデータを集約した事業者だろうか。

IT部門への影響

 ドローンがビッグデータやアナリティクスの分野に関わるようになると、企業やIT部門のポリシーは、これらの問題や、急速に変化するドローン関連の規制に対応する必要がある。またIT部門は、データ伝送に必要なネットワークおよびインターネットの帯域を判断しなければならないのと同時に、ドローンで収集したデータを企業のデータリポジトリに取り込むための戦略を立案する必要がある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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