Workdayは米国時間4月14日、財務管理および人事管理関連のスコアカードやダッシュボードを充実させることで、同社のプラットフォームにおける組み込み分析機能を強化したと発表した。
Workdayの財務管理製品戦略を担当するバイスプレジデントBetsy Bland氏によると、これらの予測分析ツールは「Workday 26」のどこからでも利用できるようになっているという。
Bland氏は「今回のアップデートは、業務や管理の報告書を作成するための情報やデータの洞察を充実させることに焦点が当てられている」「日々の業務の流れのなかで組み込み分析機能を利用できるようになっている」と述べている。
今回追加された分析機能は以下の通りだ。
- 顧客からの支払い回収の予測および管理ダッシュボード:請求書に記載されている期日までに顧客から支払いを受けられる可能性を判定できるようになる。このダッシュボードはWorkdayの財務ツールに組み込まれる。
- 人材に関する目標達成度を管理するスコアカード:人数、入れ替わり、多様性、臨時従業員の比率といった指標を監視できるようになる。
- プロジェクトのポートフォリオ管理を改善するスコアカード:特定期間におけるリソース管理やプロジェクト追跡、財務、作業を一望できるようになる。
- サプライヤー支出の管理を向上させるダッシュボード:単一のインターフェースを用いて数字をドリルダウンし、請求書や領収書を容易に作成、または注文書を検索することもできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。