Cisco SystemsのMeraki部門は、企業のネットワークインフラをクラウドで管理するソリューションで知られているが、今後は音声プラットフォームによってさらなるエンドポイントへと拡大しようとしている。
Ciscoのブログ記事によると、Merakiは顧客からの要望を受け、音声プラットフォームのクラウド管理へと歩を進めたという。MerakiはITのクラウド管理へと進化したのだとしている。
Merakiの音声プラットフォームは、クラウドダッシュボードによって遠隔地から設定を変更できるシンプルな電話器本体を含んでいる。「Meraki MC」と名付けられたこの電話器は、Merakiの他のポートフォリオを管理するのと同一のダッシュボードから管理できる。
Ciscoのクラウドネットワーキング部門のディレクターPablo Estrada氏によると、Meraki MCは中規模企業向けや、分散インフラにおける遠隔地向けとして訴求するよう設計されているという。
さらに、この製品はSIPアーキテクチャに基づいており、エンドポイントとクラウドライセンス、特定のプロバイダーによるSIPサービスを含んでいるという。米国ではまず、IntelePeerがサービスを提供する。最終的にMerakiは、「Cisco Spark」などのCiscoのコラボレーションツールとの連携も計画している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。