「Chrome」を使うときに2つか3つのショートカットを使っている人は多いが、ほかにも便利なショートカットは数多くある。この記事では、Chromeの便利なショートカットを紹介する。
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筆者はMacを使っているので、この記事ではMac用のショートカットを挙げるが、MacのCommandキーをWindowsのCtrlキーに置き換えれば、Windowsでもほとんどの場合同じショートカットが使える。Windows用のショートカットが存在しなかったり、Mac用のショートカットと大きく異なっている場合は、記事中で説明する。
ウィンドウとタブの管理
1.閉じたタブを開く
このショートカットを使用すると、最後に閉じたタブを再度開くことができる。「Command+T」で新規タブを開けることは知っていても、「Command+Shift+T」で最近閉じたタブを開けることは知らない人がいるかもしれない。Chromeは閉じたタブを10個まで記憶している。
2.特定のタブに移動
コンピュータの前に座って何秒もしないうちに、何枚ものタブを開いているユーザーも多いはずだ。開いているタブに移動するには、Commandキーと1から9までの数字キーを押せばよい。例えば「Command+1」を押すと、最初の(一番左側の)タブに移動する。同様に、例えば「Command+5」なら、左端から5番目のタブに移動する。「Command+9」を押すと、右端のタブに移動する。つまりこのショートカットは開いているタブの数が1桁であれば非常に便利だ。
3.前または次のタブに移動
「Command+Option+右矢印」で1つ右側のタブに移動し、「Command+Option+左矢印」で1つ左側のタブに移動する。Windowsでは、「Ctrl+Tab」で1つ右側のタブに移動し、「Ctrl+Shift+Tab」で1つ左側のタブに移動する。
4.ドラッグでのタブ移動
このショートカットはキーボードを使ったものではないが、Chromeの最高の機能の1つだと言っていいだろう。Chromeではタブの移動に関してはかなり自由が利く。タブをクリックしてドラッグすれば、現在のウィンドウで開かれているタブの列の中で、好きな場所に移動させられる。また、タブを現在のウィンドウから外して新しいウィンドウを作成したり、別のウィンドウに移動したりすることもできる。
5.ウィンドウの最小化
「Command+M」で、現在のウィンドウが最小化される。Windows版には、ウィンドウを最小化するショートカットはない。
6.タブを閉じる
このショートカットを使えば、小さい「X」をクリックしなくてもタブを閉じることができる。現在のタブを閉じるには、「Command+W」を使う。同様に、Chromeのウィンドウを閉じるには、「Command+Shift+W」を使う。