編集部からのお知らせ
「半導体動向」記事まとめ
「リスキリング」に関する記事まとめ

Facebook、OCP仕様ハードウェア上でのソフトウェアの検証を目的とする施設をオープン

Stephanie Condon (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2016-09-01 12:47

 Facebookは米国時間8月30日、Open Compute Project(OCP)規格に基づくハードウェア上でソフトウェアベンダーが動作テストを実施できるよう、カリフォルニア州メンローパークの同社本社に検証施設を設けたと発表した。これにより、OCP仕様のハードウェアを中小ベンダーにとってより魅力あるものにするのが狙いだ。

 FacebookのMichael Liberte氏は同社ブログへの投稿で「われわれは、オフザシェルフかオープンソースかを問わず、自らのソフトウェアソリューションを検証したいと考えている、あらゆる種類のソフトウェアプロバイダーを歓迎する。オープンソースハードウェア上で商用ソフトウェアを稼働させるという業界ニーズが存在している。そしてこの新施設は、ソフトウェアと最新のOCPソリューションの互換性を保証するために利用できる。われわれは今後、この施設を拡張し、他のOCPメンバーのハードウェアソリューションも含めたいと考えている」と述べている。

 OCPがハードウェアやベンダー、顧客を取り巻く議論に大きな影響を与えたことは疑う余地がない。例えばHewlett-Packard(HP)は2015年にホワイトボックス製品を発表しており、Cisco Systemsの組織再編はオープンなハードウェアやソフトウェアへのシフトが必要だという認識のあらわれと言える。

 このような状況でも、Liberte氏はオープンソースハードウェアへのシフトという戦略が一部の企業にとっては難題であり、カスタマイズされたオープンソースハードウェア上で商用ソフトウェアソリューションが動作するという点に懐疑的な人々もいると認めている。

 同氏は「コミュニティーは、採用を検討しているハードウェアとソフトウェアが互換性を有しているかどうかを判断するための体系的な方法を必要としている。というのも、こういったハードウェアやソフトウェアはたいていの場合、連携して開発されているわけではなく、類似のワークロードを手がける同一企業によって開発されているわけでもないためだ」と述べている。

 CanonicalとRed Hatは既に、デュアルソケットの「Leopard」サーバと、「Honey Badger」ストレージ筐体、「Knox」JBOD(Just Bunch Of Disks)という、Facebookの提供する3種類のオープンソースハードウェアコンポーネント上での自社ソフトウェアの動作検証を終えている。Liberte氏は「これら3つのコンポーネントすべてにおいて、ほとんどすべてのソフトウェアパッケージがそのままの状態で動作した」と述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 開発

    なぜ、コンテナー技術を使うことで、ビジネスチャンスを逃さないアプリ開発が可能になるのか?

  2. セキュリティ

    2022年、セキュリティトレンドと最新テクノロジーについて、リーダーが知っておくべきこと

  3. ビジネスアプリケーション

    全国1,800人のアンケートから見えてきた、日本企業におけるデータ活用の現実と課題に迫る

  4. 運用管理

    データドリブン企業への変革を支える4要素と「AI・データ活用の民主化」に欠かせないテクノロジー

  5. 経営

    テレワーク化が浮き彫りにしたリソース管理の重要性、JALのPCセットアップを支えたソフトウエア

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]