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インフォテリアは10月27日、IoTソフトウェア基盤事業の第1弾として、IoT機器の現場業務での活用を実現するモバイルクラウド基盤「Platio」を2017年1月下旬から提供開始すると発表した。サービス提供開始に先駆け、無償で利用できる評価版の提供を同日より開始する(募集期間:10月27日~12月28日、提供予定期間:11月1日~2017年1月31日)。
Platioは、IoT機器を活用したアプリ開発と、サーバ側プログラムの開発、アプリの配布、システム全体の運用まで、プログラミングの知識がなくても実施できるソフトウェア開発基盤。利用者はカスタマイズ可能なテンプレートを利用してアプリを簡単に作れ、そのデータベースはアプリのデータ構造から自動的にクラウド上に準備され、アプリの配布や更新が可能となる。
また、対応済みのIoT機器には特別な準備をすることなくPlatioから即座に接続でき、自動的にIoT機器からのデータの収集が可能。すでに血圧計や体温計などのヘルスケア領域をはじめ、気温や湿度を計測するIoT機器との接続に対応しており、対応IoT機器は、評価版の提供を通じて順次追加されるという。
Platioの正式サービス開始段階では、iOSモバイル機器(iPhone、iPad)に対応し、順次対応モバイル機器を増やしていく。通信手順としては、BLE(Bluetooth Low Energy)に対応し、モバイル機器の進化に応じて対応通信手順も追加していく予定。
インフォテリアは、さまざまなIoT機器による業務の効率化が期待できるヘルスケア、土木建設、農林水産などのフィールド業務での活用や、IoT機器を必ずしも必要としないが機敏なモバイルアプリの構築、運用が求められる物流や流通などの現場での活用を想定しているとのこと。
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