台湾モバイル、アーバーネットワークスの多層DDoS防御サービスを導入

NO BUDGET

2016-11-07 15:15

 台湾モバイルビジネスソリューションは、アーバーネットワークスのDDoSミティゲーション(緩和)技術をベースにした法人顧客向けの多層DDoS防御サービスを導入した。台湾モバイルは、モバイル、固定回線、ケーブルテレビ、ブロードバンドサービスを提供する台湾の大手通信会社。

 これにより、台湾モバイルはオンプレミスのDDoSミティゲーション防御を統合したクラウドベースのトラフィックスクラビングサービスを提供することができる。

 クラウドベースの防御対策は、「Arbor SP」と「Arbor TMS」を介して提供される。Arbor SPは、ネットワーク全体の異常検知とトラフィックエンジニアリングをArbor TMSの脅威管理と組み合わせて、攻撃トラフィックを自動検出する。業務トラフィックを維持したまま攻撃トラフィックのみを分離し取り除くことを可能としている。攻撃トラフィックのみをミティゲーション(緩和)することで、顧客フロントのサービスは攻撃への対処中でも影響されることなく提供し続けられる。

 オンプレミスの防御対策は、可用性に対する脅威、特にアプリケーション層のDDoS攻撃からネットワーク境界を守る「Arbor APS」を介して提供される。導入と同時にすぐに使えるアウトオブボックスの実証済み攻撃アイデンティフィケーション/ミティゲーション機能を提供する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    量子コンピューターの実用化がもたらす脅威とは?既存の暗号資産を守る“4つのステップ”を徹底解説

  2. セキュリティ

    攻撃者がクラウドを標的にする仕組みとは? CrowdStrikeのレポートから考察する

  3. 経営

    「作って終わり」のマニュアルを「活用される」マニュアルにするためには?

  4. セキュリティ

    脱「PPAP」で考える、重要なファイルを安全に送付・共有する最適解とは?

  5. コミュニケーション

    Slack 導入事例集 2023:伊藤忠テクノソリューションズはいかに営業チームを1つにまとめたのか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]