さとうなおきの「週刊Azureなう」

【Azureなう 12/16号】動画の自動字幕機能が日本語対応

佐藤直生

2016-12-16 10:51

 こんにちは、さとうなおきです。「週刊Azureなう」では、先週の1週間に発表されたMicrosoft Azureの新機能から、筆者の独断と偏見で選んだトピックについて紹介していきます。

Azureの無料オンライントレーニング

 Microsoftは、Microsoft Virtual Academy(MVA)Channel 9、YouTubeなどで、ビデオの学習コンテンツを提供しています。

 今回、最近増えつつあるMOOC(Massive Open Online Course)形式の、Azureの無料オンライントレーニングを公開しました。現時点では、英語のコースのみではありますが、気軽に受講できますので、ぜひ受講してみてくださいね。

 詳細は、Azure Blogのポスト「New Microsoft Azure training and discounted certifications」、Azureの「Skills & Certification」ページMicrosoft Learningをご覧ください。


無料オンライントレーニングのコース一覧

Azureポータル:新機能「Azure Cloud Console」を発表

 Azureでは、GUIの管理コンソール「Azureポータル」、CLI(コマンドラインインターフェース)のAzure PowerShellやAzure CLIを使って、さまざまな管理作業を行うことができます。多くの場合、状況に応じてAzureポータルとCLIを使い分けていることでしょう。しかし、これら2種類のツール間の切り替えはシームレスではありませんでした。

 今回新たに発表された「Azure Cloud Console」は、Azureポータル内で、Azure CLI 2.0を使えるようにするものです。

 Azureポータルにログインしたユーザーとして、Azure Cloud Consoleでもログイン済みの状態になっているので、従来のように、CLIに切り替えた際に再度ログインする必要はありません。

 Azure Cloud Consoleには、Azure CLI 2.0(azコマンド)やgitコマンドといった関連ツールがすべてインストール済みなので、即座に作業を行えます。また、複数のセッションにわたって永続的なユーザー固有のワークスペースが提供されるので、自分のコードや構成ファイルなどを格納しておくこともできます。

 Azure Cloud Consoleは、内部でLinuxベースのDockerイメージ「azuresdk/azure-cli-python」を活用しています。

 間もなくAzure Cloud Consoleのプライベートプレビューが開始される予定です。プライベートプレビューに参加したい方は、こちらから登録してくださいね。

 詳細は、Azure Blogのポスト「Sneak peek: A new Azure Cloud Console」をご覧ください。


Azure Cloud Consoleでの仮想マシンの作成

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