編集部からのお知らせ
解説:広がるエッジAIの動向
Check! ディープラーニングを振り返る
調査

世界IoT支出は2020年に1兆2900億ドルに--IDC

Natalie Gagliordi (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2017-01-06 08:00

 IT調査会社のIDCによると、世界IoT市場は今後3年で1兆2900億ドルに達する見込みだという。同社が最新の支出ガイドで予想している。

 以前の支出ガイドでIDCは、年平均成長率(CAGR)17%で推移し、2019年までに1兆3000億ドル市場になると予想していた。最新のレポートでは全体の支出予想を下方修正し、2015~2020年のCAGRを15.6%としている。

 「コンシューマー製品分野における成長率の高いIoTのユースケースと、小売、保険、ヘルスケアといったサービス主導の業界との間には、非常に密接な関係がある」とIDCのカスタマーインサイト・分析チームでIoT調査マネージャーを務めるMarcus Torchia氏は述べる。「場合によっては、非常に大きな成長が見込まれる未開拓分野がある。製造、運輸といった他の業界では、大きな市場規模とより控えめな成長率のユースケースがこうした業界を特徴付けている」(Torchia氏)

 技術的観点から見ると、最も支出が多くなるのはハードウェアだという。次いで、サービス、ソフトウェア、コネクティビティとなっている。ハードウェアは今後5年間で支出が倍増する一方で、全IoT技術グループで成長率が最も低い。ソフトウェアとサービスは、ハードウェアとコネクティビティよりも成長が早く、アプリケーションソフトウェアがIoTソフトウェア投資の半分以上を占める。エンドポイントをネットワークにつなぐモジュールとセンサがハードウェア投資の大半を占めるという。

 産業分野では、製造と運輸で投資額が最も高くなり、それぞれ1780億ドル、780億ドルと予想されている。次いで公共が690億ドルとなる。コンシューマーのIoT支出は増加し、2020年には3番目に大きなセグメントになると予想されている。一方で、コネクテッドカーやスマートビルなどのクロスインダストリーのIoT投資も上位のセグメントに入るという。最も支出の増加が早い産業には、保険、コンシューマー、ヘルスケア、小売が挙がっている。

 IDCはIoTへの支出予想を下方修正したものの、IoTは2017年に強力なハイテクカテゴリであることに変わりはない。2017年は、IoTに接続するクラウドの話題が増えると予想できる。Amazon Web Services(AWS)、Googleなどが急速にIoT分野を強化しており、他のクラウド事業者もこの動きに続くだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]