クライアント仮想化製品の再導入で保守費用を80%削減--医療情報サービスで導入

NO BUDGET 2017年01月16日 16時14分

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 医療福祉分野の製品サービスを提供するファティマ(長崎県)は、クライアント仮想化製品「Ericom AccessNow」を導入し、保守費用を80%削減した。アシストが1月11日に発表した。

 ファティマは、2012年から介護におけるケア記録の管理やケアプラン作成、請求処理など介護サービス事業者における業務パッケージソフト「Quickけあ2」を提供している。同ソフトで利用していたクライアント仮想化をEricom AccessNowに刷新した。

 Quickけあ2は基本的にクライアントサーバ型で提供されている。しかし、利用者が複数拠点で利用する場合には、クライアント仮想化機能を提供し、各拠点の端末に画面転送してシステムを利用できるようにしていた。だが、クライアント仮想化の安定性に問題が頻発し、システムの切り替えを検討していた。

 製品の選定については、エンドユーザーの保守更新に関する負担が軽減できること、導入と運用の負荷が低減することなどを評価した。これまでに利用していた製品と比べ、ライセンス費用を65%、保守費用を80%削減した。クライアント端末側への対応は、ブラウザ「Google Chrome」をインストールするだけで導入が完了する。ローカル端末に保存していたデータをサーバ側に集約することでセキュリティも向上した。

 導入に際しては、アシストの評価版サポート窓口を活用して、システムの安定稼働を事前に確認している。標準機能にはない複数の印刷ジョブの一括印刷が課題となっていたが、新たにプログラムを作成して組み合わせることで事前解決している。

 2016年8月から安定稼働しており、利用者からは従来のシステムよりも動作が早くなり、バージョンアップなど運用管理の負荷が軽減したと評価されている。

 今後は、オンプレミスで提供しているQuickけあ2をクラウドサービスとして提供し、自社でシステムを抱えられない小規模な事業者への展開を推進していくとしている。

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