フォーティネットジャパンは、産業制御システム(Industrial Control Systems:ICS)向けの統合脅威管理(UTM)アプライアンス「FortiGate Rugged」シリーズの新モデルの提供を3月7日から開始した。
同シリーズは、セキュリティをエンドポイント、アクセスレイヤ、ネットワーク、アプリケーション、データセンター、コンテンツ、クラウドまでをカバー。統合されたインターフェースで管理、分析、オーケストレーションできるという。
大規模なICSにも対応。標的型攻撃対策フレームワークを活用し、シグネチャベースの防御をくぐり抜ける可能性のある攻撃を検知、分析できるという。FortiGate RuggedとFortiSwitch Ruggedの2製品を組み合わせることで最適なセキュリティ環境を構築できるとしている。
FortiGate Ruggedは、電気や無線周波数の干渉が大きい、寒暖の差が激しいなどの電気的、環境的に過酷な場所でも最適なセキュリティ環境が実現できると説明。FortiSwitch Ruggedは、屋外の過酷な環境への導入にも対応する耐久性を備えているという。
FortiManagerとFortiAnalyzerを統合することでレポートや可視化、イベントのログ機能を一元的なコンフィグレーションに統合する。包括的でリアルタイムなネットワーク監視や制御センターを構築し、コンプライアンスも証明できるとしている
FortiGate Rugged 60DとFortiSwitch Rugged 112D-POEは現在提供中。FortiGate Rugged 30DとFortiGate Rugged 35Dは3月7日から提供している。