ぴあ運営の「B.LEAGUE」サイトで情報流出、特別損失も計上へ

ZDNet Japan Staff 2017年04月25日 19時08分

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 ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)とB.LEAGUEからウェブサイトの運営を受託しているぴあは4月25日、B.LEAGUEのチケットサイトおよびファンクラブ受付サイトから個人情報が流出した可能性があると発表した。両サイトに使われているApache Struts2の脆弱性を突くサイバー攻撃が原因とみられ、少なくとも流出したクレジットカード情報の不正使用による被害が197件、630万円に上っている。

 B.LEAGUEによると、クレジットカードの不正使用は3月19日に利用者からの問い合わせで発覚し、ぴあに調査を依頼。同月21日までにぴあ側から不正アクセスなどは無かったという報告があったものの、同24日にクレジットカード会社から十数件の不正な引き落としに関する連絡があり、同25日にクレジットカードによる決済を停止した。


利用者に送信された情報流出に関するB.LEAGUEとぴあからのメール

 ぴあの継続調査で4月10日に、両サイトで使われていたApache Struts2の脆弱性を突くサイバー攻撃による不正アクセスの痕跡が発見された。第三者がウェブサーバやデータベースに侵入し、利用者の個人情報やクレジットカード情報を盗み出した可能性が浮上。B.LEAGUEとぴあは同11日、利用者にメールなどで状況を説明し、IDやパスワード変更を依頼した。

 ぴあによると、流出した可能性ある情報は、両サイトが開設された2016年5月16日から2017年3月13日までにB.LEAGUE会員の登録を行った利用者の住所、氏名、電話番号、生年月日、ログインID、パスワード、メールアドレスのほか、ファンクラブ会費の支払いやチケット購入をクレジットカードで決済した利用者のカード会員名、カード会員番号、有効期限、セキュリティコードの合計15万4599件となる。

 このうち、ファンクラブ会費でのカード決済利用者の情報は1万3696件、チケット購入は2017年1月7日~3月13日にカード決済利用者が対象で2万3025件。カード情報の不正使用による被害は21日時点で197件、630万円に上る。ぴあはカードの不正使用による損害に加え、カード再発行などの費用も全額負担することにしている。

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