Red Hatは米国時間5月25日、コンテナベースおよびクラウドファーストのアプリケーション構築を支援する開発ツールのCodenvyを買収すると発表した。
Codenvyの技術をRed Hatの「JBoss Middleware」「OpenShift」などの開発者向けツールやアプリケーション製品ラインに追加する計画だという。またCodenvyの技術は、ハイブリッドクラウドサービス向けプラットフォーム「OpenShift.io」の一部となる。
Codenvyはオープンソースのクラウド統合開発環境(IDE)である「Eclipse Che」をベースとしており、Linuxコンテナで動く。ランタイム、プロジェクト、開発環境がクラウドネイティブの開発者ツールにまとめられており、複数の開発者によるコラボレーションが可能だ。
Codenvyのワークフローの一部
Red HatとCodenvyはすでに提携関係にあり、OpenShiftプラットフォームに統合済みだ。両社は開発ツールでMicrosoftと連携している。
将来的に、Red HatはEclipse CheとCodenvyを自社のツールとワークスペース管理技術の中核とする予定だ。
Codenvyは米サンフランシスコを拠点とし、約40人の従業員を抱える。買収金額などの詳細は明らかにされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。