Outlookに脆弱性、マイクロソフトが臨時パッチ公開

ZDNET Japan Staff

2017-07-28 11:57

 Microsoftは米国時間7月27日、Outlookの脆弱性を修正するセキュリティ更新プログラムを定例外でリリースした。脆弱性は3件あり、いずれも深刻度は「重要」に分類されている。

 セキュリティ更新プログラムの対象は、Outlook 2007 Service Pack(SP) 3、Outlook 2010 SP 2、Outlook 2013 SP 1、Outlook 2013 RT SP 1、Outlook 2016となる。

 脆弱性の内容は、メモリ内容の不適切に開示することによる情報漏えい、メモリ破損、セキュリティ機能のバイパスというもの。細工されたファイルなどによって、リモートの攻撃者にシステムを制御されたり、任意のコードを実行されたりする恐れがある。

 Microsoftの分析では、いずれも悪用される可能性は低いとしている。また、脆弱性の影響を緩和する方法は無く、パッチ適用を推奨している。

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