ドリーム・アーツは7月31日、企業情報ポータル型グループウェア「INSUITE」(インスイート)の最新版を発表した。
最新版では、日本マイクロソフトの「Microsoft Cognitive Services」を利用した新機能を追加している。Microsoft Cognitive Servicesは、25種のツールから構成されるインテリジェンスAPIの集合体で、開発者に機械学習の知識がなくても、感情検知や画像認識、音声認識、自然言語理解などの機能をアプリケーションに追加することができる。
スケジュール登録での「Microsoft Cognitive Services」と「インスイート」の連携イメージ
Microsoft Cognitive Servicesの自然言語解析「LUIS」を活用することで、最新版は自然言語解析サービスとして機能するAIを搭載したチャットボット機能を追加している。また、ビジネスチャット「知話輪」の通知・レコメンドによる業務支援機能と連携し、意思決定の迅速化やメール数削減に貢献する。
その他の追加機能では、SAML認証により手軽で高度なユーザー認証が可能になった。認証と許可を提供する「Azure AD」などへの対応により、多要素認証など高度なセキュリティのもとで利用できる。また、iOS 10、Android 7にも対応する。