三菱電機がIoT基盤開発でオラクルと連携

NO BUDGET

2017-08-09 11:42

 三菱電機がIoT基盤開発でオラクルと連携する。8月8日に日本オラクルが発表した。

 連携は、三菱電機が提唱する「FA-ITオープンプラットフォーム」とオラクルの各種製品、サービスとを連携させる。FA-ITオープンプラットフォームは、ファクトリオートメーション(FA)領域での製造業のスマート化を実現する。開発者用サイトから開発キットをダウンロードし、プラットフォーム上で動作するユーザー向けアプリケーションの開発を可能にすることで、生産現場のデータモデルを容易に構築できるようにする。

 連携するオラクル製品、サービスは、「Oracle Database Cloud Service」を始め、アプリケーション実行基盤である「Oracle Java Cloud Service」、ビジネスデータ分析基盤「Oracle BI Cloud Service」、IoTデータ受信・処理基盤「Oracle IoT Cloud Service」、ビジネスアプリケーション連携基盤「Oracle SOA Cloud Service」、コンピュート/ストレージ基盤「Oracle Infrastructure as a Service (IaaS)」など。

 これらの連携によって、工作機械や生産端末からリアルタイムに取得した情報をOracle IoT Cloud Serviceで受信し、拡張可能な基盤で効率的なリアルタイム処理を可能にする。ビッグデータの分析では、Oracle Database Cloud Serviceが備える機械学習機能や、Oracle BI Cloud Serviceのレポート機能、Oracle IaaSを活用する。

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