西日本電信電話(NTT西日本)は9月1日、ICT環境のセキュリティ対策から運用まで一元的に支援するセキュリティサービスを提供開始した。「Bizひかりクラウド セキュリティ」は同日から、「セキュリティおまかせプラン」は10月2日から開始予定となっている。
Bizひかりクラウド セキュリティは、多層防御に加え、セキュリティ専門家による24時間365日の運用監視に対応。クラウドサービスとして提供し、顧客の要望に応じてカスタマイズも可能となっている。
具体的には、仮想化技術を用いたインターネット分離によるエンドポイント対策、未知の脅威に対応する振る舞い検知、メールサンドボックスなどによるゲートウェイ対策、NTTネオメイトによる運用監視センター「MC-SOC(Managed Cloud Service Operation Center)」を利用した運用監視、現地駆け付けサービスなどが用意されている。
Bizひかりクラウド セキュリティのサービスイメージ(出典:NTT西日本)
セキュリティおまかせプランは、「これからセキュリティ対策を始めたい」「専任のIT担当者の体制が十分に整っていない」など、社内のセキュリティ対策をアウトソーシングしたい中堅・中小企業などが対象。エンドポイントとゲートウェイのセキュリティ対策をパッケージ化し、防御から運用監視、対処までをトータルでサポートする。
遠隔での運用監視に加え、オンサイト対応が必要な場合は、最寄りのサポート拠点から現地に駆け付けて対処する。
セキュリティおまかせプランのサービスイメージ(出典:NTT西日本)
NTT西日本は、約400人のセキュリティ人材、業種別の営業体制、西日本エリアに約200カ所あるサポート拠点などの経営資源を有効活用する狙いがある。