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マイクロソフト、「Dynamics 365」に2つの人材管理アプリを追加へ

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2017-09-29 10:50

 Microsoftは米国時間9月25日、ERP機能とCRM機能を統合した同社の「Microsoft Dynamics 365」製品において、人材管理(HCM)分野のアプリを充実させていくと発表した。

 同社はHCM分野に特化した初のアプリである「Dynamics 365 for Talent」を4月に発表し、7月から提供している。このアプリは「LinkedIn Recruiter」との統合により、「Office 365」とDynamics 365、LinkedInのプロフィールを横断した総合的な人物像を提供するものだ。

 フロリダ州オーランドで29日まで開催中の「Microsoft Ignite」カンファレンスでは、「Dynamics 365 for Talent: Attract」と「Dynamics 365 for Talent: Onboard」という2つの新アプリについての計画が発表された。

 Microsoftはこれらのアプリを、さらなるモジュール化を進めたSaaSアプリのかたちで、2017年中に提供する予定だとしている。またこれらのアプリは、ユーザーの既存データを活用したり、既存の人事システムと接続したり、LinkedInやOffice 365、Dynamics 365と統合したりすることが可能だという。

 Microsoftは、単一の業務プロセスを変革するための方法としてこれらアプリを捉えており、給与支払いから福利厚生管理までのあらゆる機能を担うユーザーの中核HCMシステムを解体して置き換えようとするものではない、と述べている。

 同社によると、Attractアプリは求める人材像を明確化するとともに、候補者集団に対する洞察を得られるようにすることで、「適切な人材を採用する」手段を提供するものだという。また同社は、Onboardアプリによって、企業の採用プロセスを新たなリソースや訓練の面でパーソナライズできるようになると述べている。

 同社は今後も、業務プロセスに特化し、モジュール化された同種のSaaSアプリを導入していく予定だと述べている。

 また同社は今回のイベントで、自社内とHP Inc.、Macy'sで使用するために開発したカスタム型の新しいバーチャル支援エージェントを披露した。

 Microsoftはこのエージェント技術を「Dynamics 365 AI Solutions」と名付けているものの、基盤となる技術は同社のDynamics 365製品群とは何のつながりもない。

 Microsoftのエンジニアらは、あらかじめ想定されたやり取り以上のことを実現するために、同社の「Knowledge Graph」や「Bing」データ、マシンリーディング技術、AIオーサリング技術を用いて、企業顧客向けにこのようなエージェントを構築していくことになる。同社は、この種のソリューションを生み出すためのパーツを組み立てているところだ。

 Dynamics 365 AI Solutionsに関する詳細をMicrosoftに問い合わせたい場合は、このリンクから連絡を取ることができる。

Dynamics 365 AI Solutionsの仕組みを示すダイアグラム
Dynamics 365 AI Solutionsの仕組みを示すダイアグラム
提供:Microsoft

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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