Alphabetが第3四半期決算(9月30日締め)を発表した。売上高とEPS(1株あたり利益)で予想を上回り、売上高は24%増加した。
純利益は67億3000万ドル、トラフィック獲得コスト(TAC)を含む売上高は278億ドル、非GAAPベースの1株あたり利益は9.57ドルだった。アナリストらの平均予測は、売上高が272億ドル、1株あたり利益は8.83ドルだった。
TACを除く純売上高は219億5000万ドルと予測されていた。AlphabetのTACを除く売上高は222億ドルで、その予測を上回った。
Googleの売上高は275億ドルで、第3四半期売上高の大部分を占めた。Googleの事業には、エンタープライズクラウド、ソフトウェア、データ管理製品などが含まれる。
Googleの広告クリック1回あたりの利益を表すクリック単価(CPC)は、前年同期比で21%減少したが、前期比ではほぼ横ばいとなった。総広告売上高は241億ドルだった。
「Waymo」「Nest」「Fiber」のほか、Alphabetのヘルスケア関連の取り組みやその他の投機的なプロジェクトを含む、「ムーンショット」と呼ばれるAlphabetのOther Bets部門の売上高は3億200万ドルだった。営業損失はわずかに増加し、8億1200万ドルとなった。前四半期の同部門の営業損失は7億7200万ドルだった。
Alphabetの最高財務責任者(CFO)Ruth Porat氏は、「素晴らしい四半期だった。GoogleとOther Bets全体の力強さを反映して、売上高は前年同期比で24%増加した」と述べた。「この勢いは、素晴らしい人材、製品、パートナーシップへの多年にわたる投資の結果だ」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。