データ・アプリケーション(DAL)は、データ連携基盤「ACMS Apex」の最新版(バージョン1.2)を12月28日に発売する。少量多頻度データの処理性能を向上し、高速化を実現した。
最新版では、統合EDI製品「ACMS E2X」「ACMS B2B」と比べ、一定時間における少量多頻度データの処理性能を約5倍に向上(同社調べ)。リアルタイムなデータ連携を実現し、正確かつ精度の高い情報提供が可能になるとしている。
ebXML MS 3.0(JEITA)やBACREX手順の通信プロトコルを新たにサポートし、通信機能を強化した。DALでは、NTT東西による固定電話網のIP網移行に伴い、EDI標準のJEITA/ECALGAプロトコルとして、従来型EDIの全銀TCP/IP手順に代わり、インターネットEDIのebXML MS 3.0の利用拡大が予想されると見込んでいる。
また、管理データベースにPostgreSQL(9.5/9.6)をサポートし、運用管理のブラウザとしてGoogle Chromeに対応した。Web-EDIで必要なブラウザ操作をスクリプトにより自動化するツール「ACMS WebAgent」との連携を可能になった。