DAL、データ連携基盤「ACMS Apex 1.2」--少量多頻度データ処理を高速化

藤本和彦 (編集部)

2017-12-21 16:16

 データ・アプリケーション(DAL)は、データ連携基盤「ACMS Apex」の最新版(バージョン1.2)を12月28日に発売する。少量多頻度データの処理性能を向上し、高速化を実現した。

 最新版では、統合EDI製品「ACMS E2X」「ACMS B2B」と比べ、一定時間における少量多頻度データの処理性能を約5倍に向上(同社調べ)。リアルタイムなデータ連携を実現し、正確かつ精度の高い情報提供が可能になるとしている。

 ebXML MS 3.0(JEITA)やBACREX手順の通信プロトコルを新たにサポートし、通信機能を強化した。DALでは、NTT東西による固定電話網のIP網移行に伴い、EDI標準のJEITA/ECALGAプロトコルとして、従来型EDIの全銀TCP/IP手順に代わり、インターネットEDIのebXML MS 3.0の利用拡大が予想されると見込んでいる。

 また、管理データベースにPostgreSQL(9.5/9.6)をサポートし、運用管理のブラウザとしてGoogle Chromeに対応した。Web-EDIで必要なブラウザ操作をスクリプトにより自動化するツール「ACMS WebAgent」との連携を可能になった。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]