日本IBMは1月9日、トレジャーデータが提供するカスタマー・データ・プラットフォーム「TREASURE CDP」を販売開始すると発表した。
TREASURE CDPは、広告、マーケティング、CRMなどの領域を横断・統合するデジタルマーケティング向けソリューション。顧客のログをリアルタイムに解析してコンテンツを出し分けたり、自然言語処理や機械学習によるページ内のキーワード抽出、関心キーワード群を発見してセグメント化することが可能。また、高度なデータベース言語の知識がなくてもデータプラットフォームを構築でき、セキュリティ機能も強固という。
日本IBMは、データとデザインを融合しパーソナライズされた顧客体験の創出を支援する知見や、IBMクラウドを活用したシステム構築などのスキルとTREASURE CDPを組み合わせ提供していく。
具体的には、TREASURE CDPのデータプラットフォームを活用しながら、企業システム全体のデザインや構築、高度な分析技術を持つデータサイエンティストによるデータ分析支援などを行う。これにより、戦略コンサルティングからシステム構築、マーケティング分析まで、デジタル変革を統合して支援する体制を強化していく。